リダのいる風景

新たに追加された日本でのスケジュール。
こんな素晴しい企画ができる日本の音楽シーンは素敵。
そして、ご一緒してくださるのは押尾コータローさん。

リダが軍隊にいた時、初雪が降った日に耳にした押尾さんの『風の詩』
それをいつかファンの皆さんに聴かせたくて練習しました、とanemoneファンミで語ってくれました。

まだ心の中ではリダの活動を危惧していた頃。
本当にこれからやっていけるのだろうかと、転役の嬉しさとファンとしての心配が入り交じった気持ちでした。

それからの活躍は皆さんご存じの通り。
やりたいことを自分の手で掴み取って、前へ進む歩みを止めないリダです。
そしてご縁があったのですね、時を経て押尾さんとのステージが実現します。


一番喜んでいるのはリダかもしれないですね。
どうすればこういう企画が成立するのか知りたいくらいです。
HENECIAへの要望のひとつに記したレジェンドとの共演がもう叶うなんて、私も嬉しいです。


折に触れ見るんです『White Hole』、そしてanemoneの動画。
その音色を聴くとあの頃の自分に戻るようです。

生きることを諦めなかったリダの時計が、再び時を刻み始めた時。
長いトンネルを抜け、新しい道を歩み始めたリダ。

心もとない気持ちを表わすように震えるギターの爪弾き。
でもそこには弦のように、真っ直ぐな想いも感じることができました。

真摯に気持ちを伝えようとしたリダがいて。
その気持ちを嬉しく受け取ったファンがいて。
踏んばって良かったね、頑張ってここまで来れたね、って。

『風の詩』を聴くと、初心に戻れるような気がします。


押尾さんと一緒にギターを弾いて。
『風の詩』を聴かせて。



credit:hyun kichi

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