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『ROUND 3』収録曲「Unbreakable」カバーイメージより

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『ROUND 3』収録曲「Unbreakable」の音源先行公開が明日18日正午に迫りました。
僕たちの愛は壊れない…って歌っているんでしょうか?
それで「Your Story 」で離さないよ~離せないよ~ってたたみかけるんでしょうか?
楽しみです。

韓国の音楽シーンにカムバックするリダ。
今まで培った日本での活動の成果をベースにしつつそのカラーを払拭し、自国韓国のイメージを強く印象づけたいようですね。

それで気になったカバーイメージの仮面について調べてみました。
今回はアカデミックなリダ風です。

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…またこの度、公開されたカバーイメージは、韓国の伝統的な仮面劇(タルノリ)
使われる河回仮面(ハフェタル)を用い、韓国伝統美をそのままに表現しており…(HENECIA JAPAN メルマガvol.56 より)


■庶民の声を代弁した仮面劇

 太祖王建、推奴 チュノ、トキメキ成均館スキャンダル等の撮影地として有名な安東(アンドン)は俳優 リュ・シウォンの故郷としても有名だ。昔から韓国の精神文化の中心と言われている安東には、博物館、展示館だけで22ヶ所あり、数百年たった古い邸宅を見学できる所だけで45ヶ所もある。しかし、何といっても安東といえば、韓国最高の탈놀이(タルノリ:仮面劇)に使われている仮面、하회탈(ハフェタル:河回仮面)が挙げられる。
 高麗時代の中期につくられた河回仮面は、両班(ヤンバン:貴族)、学者、僧侶、新妻、白丁(ベクチョン:食肉処理業に従事した人)等の顔を木で彫ってつくったのだが、劇中、セリフや動作が多い役の仮面はあごを別につくった。このあごが話す時に動くことにより、躍動感を与え、様々な表情をつくりだすことができたのだ。

■仮面劇が盛んになった理由

 仮面劇が盛んになった理由は、厳格な階級社会のためだった。韓国の탈춤(タルチュム:仮面舞)は一言でいうと、庶民が両班やシャーマン、妻と妾、または下男の格好に扮してうんざりする現実を劇にしたものだ。よって、中国や日本のように職業としての俳優が別にいる必要もない。
 また、舞台と観客を別々に区分する他の国の仮面劇とも全く違う。
公演者と観客が広場で渾然一体となって楽しむ마당놀이(マダンノリ:広場で行われる民俗遊戯の総称)なのだ。
 そのため、仮面舞は民衆の思いを代弁する劇として発展していった。歯に衣着せぬ話しぶりや動きで両班たちの虚偽や虚飾を容赦なく風刺する姿や高名な破戒僧が女性にちょっかいを出す姿等、一様に庶民の批判意識が強くでている。

 一般の庶民はこのような行為を通して、押さえつけられていた自分のうっぷんをすっきりと晴らすことができたのだ。1980年代に入ると、韓国の大学街に広がった民主運動と結びついて今更のように広く普及したこの仮面舞は、今では一般的なものとして大衆化され、多くの人々が見て楽しむ新たな民俗遊戯としての地位を確立した。

(ハングルドットコム 韓国語教室 韓国文化歴史記事より)


■河回別神グッ仮面劇
ユネスコ アジア太平洋地域 無形文化遺産(芸能)

河回別神グッ仮面劇(ハフェビョルシングッ タルノリ)は、韓国最古の仮面劇の一種です。1000年以上にわたり一般庶民が楽しんできた韓国の大衆娯楽の貴重な一例と言えます。いくつかの風刺的テーマを扱っており、人々の社会意識を伝えるとともに、苦労の多い庶民の暮らしを描き出しています。木製の仮面を使っている点と、地域社会の繁栄を願う複雑な儀式(別神グッ:ピョルシングッ)の後のおまけの楽しみとして行われる点が韓国の他の多くの仮面劇と異なる特徴です。特に、一部の河回の仮面(タル)は、形の上で日本の能面と類似点があり、何らかの歴史的影響を示唆していると指摘する学者もいます。

(ACCU アジアユネスコ文化センター 無形文化遺産データベースより)

カタイ話ばかり並べましたが、韓国・ソウル限定 スターバックス ご当地タンブラー 河回仮面(ハフェタル) なんていうのも出るくらいポプュラーなものなんですね。
      
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タフで強烈なサウンドに、韓国の伝統要素をミックスさせた曲…って想像できません。
…脳震盪を起こすくらい?

超大型スケールのミュージックビデオ…ってどんな映像なんでしょう?
…椅子から転げ落ちるくらい?


宇宙神の生み出すサウンドとパフォーマンスにUNLIMITEDな期待を寄せます。



2013-07-17(Wed)
 
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