リダのいる風景

ほんとうならば、ツアーが終わって余韻に浸りながら書いていたであろう文章。
粉々に砕け散った余韻のカケラ集めつつ、気持ちを引っ張り上げてもう一度。
だから、あの時とちょっとカタチが違う今のキモチ。

1月27日から走り続けた25日間、7ヵ所10公演に参加しました。
札幌と大阪で一泊、金沢は車中泊。
あとは日帰りの強行軍、帰宅したらほぼ徹夜でレポ作成。
幕張3連続がいちばんの山場でしたね。なんだかすごい毎日でした。
でも楽しかったし、リダに逢えてうれしかったし。

リダはもう話すことはないでしょうね。
話したくても話せないだろうし。
GEMINIツアーでたくさん話してくれましたから。
それがすべて。
しんみり自分の胸の内を話してくれたかと思うと、
ヌナの気持ちをもてあそんだり。
不安な気持ちを吐露した後に、自信を持って「また、戻って来ます」と言ってくれたり。

揺れ動くリダの気持ち。
進化するツアーの中で、変化してゆくリダの気持ち。
それを感じるツアーでした。
ステージでたくさんの表情を見せてくれました。

でも、楽しかったよね？
ステージで歌ってしあわせだったよね？

リダが帰国してからたくさんの方とやりとりする機会がありました。
それぞれ傷ついた気持ちを抱えて、自分自身に問う場面に直面して。
ファンであることをこんなに悩まなければならないのもめずらしい。
そんな中で印象に残る言葉を残してくださった方がいました。

「彼を好きになった自分を信じたいと思っています」

揺るぎない思いが伝わってくる言葉です。
こんな風に思えるって素敵です。

どのような真実が待っていようとも、
リダがファンを思う気持ちに偽りはないから。
ツアーで見せてくれた笑顔も、たくさんの素の表情も、そしてこらえきれなかった涙も、
すべてがリダそのものだから。

日本でツアーをしてくれてありがとう。
離れるなんてできないから。
もしかしたらそのことでリダを窮地に立たせてしまったかもしれないけれど。
日本で応援できてしあわせでした。
変わることのない私たちの想いを伝えることができてよかったです。

迷うことなくここで待つことができます。
これからの長い時間に備えての短い別れの時間を…どうぞ、ご一緒に。