GEMINI in MAKUHARI~入隊前最後のライブ映像を観て

リダの幕張でのGEMINIファイナルの映像を観ました。
DATVと再契約したくなかったので、チングに頼んで。
週末に一気に観ることができました。
これは私の感想文です。
深夜02:00からスタートしたGEMINI視聴。
深夜にありがちな感傷的な気分に陥ることなく、淡々と観ることができたような気がします。
幕張ファイナルは自分の中で出来上がったものがあったからでしょうか、動揺するようなことはなくて。
小さく見えるリダだったから、スクリーンのリダを追いかけるので精一杯でしたけど。
それでもこれが入隊前の最後の姿だと思ってしっかり見届けようと思い臨みました。
そのときは一連の出来事がこんなに後を引くとは思ってもいませんでしたけれど。
でも昨日の自分はこのステージはあの出来事とは別なものとして観ていました。
私の中では、きっとそう区別できているのだと思いました。
現実逃避なのかな?いや違う。
すべて丸ごと受け止めて、それでもなおステージの素晴らしさに胸打たれたのだと思います。
ツアーをやり遂げた歌手キム・ヒョンジュンに感服していたのだと思います。
何があってもリダが好き。
つまりはそれなんですけれど。
自分が見えなかったリダの表情が観たいと思いました。
聴こえなかった音を聴きたいと思いました。
違うアングルの風景を観たいと思いました。
リダが見た客席の風景。
ステージに立つことを許された者だけが見ることのできる風景を観ることができました。
こんなにたくさんのライトがリダを応援しているんだと、
あらためてその数と美しさに感動しました。
リダが愛すべき僕の色の星たち。
そのひとつが自分であることのよろこび。
はじめは緊張と疲れからか、ややむくみがあるようなリダでした。
表情も硬かったし、笑顔も少なくて。
次第にくるくると変わる表情が見られるようになりました。
大きな目を見開いてみたり、愛おしそうな表情で客席を見たり。
そして終演に近づくにつれ、顔そのものがすっきりしてきたのには驚きました。
初めと終わりの顔はかなり違います。
それは映像を観て気づいたことです。
まるで自分の気持ちに答えを見つけたみたいに。
初めは何かを見送るような気持ち、と寂しい発言をしていましたが、
気持ちが集中できたからなのか、手ごたえを感じたからなのか、
感謝の想いとともに、ふたたびステージに戻ることを約束してくれました。
皆さんが最後でないことを確かめさせてくれたから、と。
いつでもリダはファンのことを気にしていました。
ときどきドSにいじったり、ヌナペンに甘えたりもしましたが。
この日はこんなにも愛されている自分を確認できたのでしょう。
それが自信となって、恐れず新しい世界へ行くことができると思ったのでしょう。
『今でも』だけじゃ心配で、
キャンペーンのサインを残したり、あきれるほどたくさんモバイルのボイスを残したり。
いったいいつ録音したんでしょう?
あなたの心が折れそうになる前?
最後のサプライズでリダが涙したときだけ、
涙がつーっと、ほんとに一筋だけ流れました。
あのシーン、編集されて客席の映像が挟んであったから。
ずっとリダの姿が流れていたら、本気で泣いていたかもしれない。
見下ろしたステージで客席に背中を向けて小さく見えるリダは、
スクリーンの中では、肩の震えを抑えきれずに顔をしかめながら涙をこらえようとしていました。
その姿は私の脳裏から離れることがありません。
こんな風に泣く人がいるんだ、って思いました。
男の人がこんな風に泣くんだ、って思いました。
それは初めて見る美しい涙でした。
その姿にリダの心を見たような気がしました。
ご両親のインタビューで、リダが涙ながらに言ったという言葉。
「ステージで歌っている時がいちばん幸せなんだ」
映像を観ながらその言葉を思い出しました。
リダはあの時、心から幸せだったのだろうと。
映像を観終わった今は、ここから新しいリダペン生活が始まるような気がしています。
歌手キム・ヒョンジュンがこの先どう生きるのか見届けたい気がしますが、
生物学上無理があるので、これからも見守って生きます。
大丈夫。
きっと戻れるから。
戻るって約束したんだから。
待っていてくださいね、って言ったんだから。
こんなに心配させたんだもの、
戻らなきゃ。
でしょ?
2015-08-31(Mon)