何のために生きるのか?

久しぶりに手にとってみたいと思った書籍です。
予約して発売当日から読み始めました。
海外文学に強い早川書房刊ですし、ページがカラフルでブックデザインもとても綺麗です。
しかし…1/3読んだところで止まってしまいました。
結果、読み進めることができませんでした。
志賀直哉の「暗夜行路」以来の挫折かも←遙か遠い学生時代
その本がこちらです。

NiziUプロジェクトもメンバーが決まるまでは知らなかったし、応援している訳でもありません。
J.Y.Parkさんは知ってはいたけれど、特に興味を持つ対象ではありませんでした。
でも話題になり、嫌でも目に入ってくるNiziUとのやり取り。
そこで交わした言葉に惹かれるものがあって、エッセイ本なら読んでみたいと思いました。
1/3は過去を振り返る生い立ちやエピソードあれこれ。
どんなご両親だったか、どんな青春時代をすごしてきたか。
どんな経緯で歌手になったか、どうやって会社を立ち上げたか。
そしてリーマンショックに遭い、アメリカ進出に失敗してから彼が傾倒したのが聖書でした。
2/3は聖書に基づいた哲学書と言っていいと思います。
J.Y.Parkさんの言葉の根底に常にある思いが聖書です。
実際に聖職者としても活動なさっているとのこと。
きっと教会に通っていらっしゃる方にとっては大きく頷くことができる本なのだと思います。
NiziU出演の番組で聞いた言葉を期待していた私にとっては、その言葉のルーツを知る本となりました。
「무엇을 위해 살죠?(何のために生きるのか?)」
私にはこの本は必要ありませんでした。
私は宇宙神がいてくれればいいので^^
2021-02-28(Sun)