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『Song for a dreamer』リリース記念トークイベント レポ

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日本での活動の最終日。
月初のルーティンで出社必須、午後半休を取って参加しました。
ですから並ぶことはできないので、始めから野鳥の会のつもりでいました。

随時、先発の友達が様子を知らせてくれました。
お天気が良すぎて暑いから、誰も並んでいない、とか。
まだ会場の設営が始まらない、とか。

初めて降りる駅、豊洲。
移転問題で話題になっていた豊洲市場があります。
しっかり市場を満喫していた友達もいましたが、私は考えもしませんでした。
いつでも行けると思うとそんなものかもしれません。

あらかじめ写真を見ていたのですが、実際に足を運ぶと思っていたよりこじんまりとした空間でした。
「よい子はステージに上がってはいけません」の注意書きがある屋外スペースです。
ここでイベント?というのが正直な感想です。

雨が降っても傘がさせないのでカッパ着用。
豪雨だったら中止。
ちなみにステージにも屋根はありません。
幸いにも好天に恵まれ、真夏に戻ったようなお天気でした。


開始は16:00頃←アバウトな告知
開始30分前にCDを購入し、抽選で順番を引いた人が入場しました。
番号が飛んでいるので、発券番号よりは人数が少なめです。

番号を持っている人で会場がいっぱいになったら、フリースペースでの観覧はできません。
でも後ろの階段状のスペースは見やすそうです。
幸い入場することができたので立ち位置の印が付いている場所を確保。
前方に友達の姿が見えました。
ここなら野鳥の会をしなくても良く見えます←したけど


この日、2回のトークショーが行われたのですが、あらためてリダは頭のいい人だと思いました。
頭の回転がいいこと、状況を把握するのに長けていること、そしてトークの返しがウイットに富んで楽しいこと。
ですから聞いていて飽きないんです。
それをまた古家さんが上手に引き出してくださるのですけどね。
”漫談”リダがこう言ってましたが、本当にそんな感じの掛け合いトークでした。



16:10

一瞬ざわついたと思ったら、MC古家正亨さん登場でした^^
後方の通路から歩いていらっしゃいました。
すでにその前のスペースにはファンが立ってリダを待ち構えています。


古家:皆様こんにちは。お暑い中ありがとうございます。
まもなくキム・ヒョンジュンさん、お越しいただきます。
はい、今移動中ですので。
いや、館内移動中です。もう着きます。
見ました、姿は。ただまだ会話は交わしておりません。
ほぼ5年ぶり、楽しみですね~。
申し遅れましたが本日進行、古家正亨が務めます。

ちょっと私、スケジュールの関係で、ライブ行けなかったんですけども、相当盛り上がったみたいですね。
なんだかんだ3時間近くって聞きましたけど。
やる気満々ですね。
やっぱりそれだけの思いがあって、今回来日されたと思いますが。

今回はこの後、映画館での上映前トークショーもあったり、映画の中で新曲がフューチャーされるという。
そういった動きも出てますし、これから新たなる音楽活動の一歩を踏み出したばかりということになります。
コロナ明けどんな形で今後、活動してくれるか楽しみですが、そのあたりのお話も、短い時間ですけど聞いて行こうと思っています。

館内の移動が終わりました。
はい!到着しました。
では、お招き致しましょうか、キム・ヒョンジュンさんどうぞ。

HJ:アンニョンハセヨ! 強力な台風が来ていますよね
全く無関係のように良いお天気ですが、台風の被害がないことを皆さん一緒にお祈りしましょう。

古家: ヒョンジュンさん、お座りください。

HJ:立ってやります(後ろの人も見えるように、との配慮)

古家:こういうところがカッコいいんだよなぁ。

HJ:メッセージ送ったんだけど。

古家:見ました。返事を書きましたよ。

HJ:友達リクエストを承認してくれないと。
流れてきたので見たんですけど、再び探す方法がなかったんです。

古家:突然私のインスタにコメントをくれたヒョンジュンさんなんですけど、偽物がどうかの確認をまずしまして、本物だと。
で、「ありがとう」 のメッセージを送ったら、その後の反応が問題があったと、今怒られた次第です。

HJ:読めなかったんです。ファンの皆さんからそれは伝えてもらったんです。
僕はSNSが苦手でうまくできないんですけども、ちょうどやっていたら、古家さんのアカウントが上がって来たので嬉しくなってお送りしたんですが、その後見つからなくなっちゃったんです。

古家:めっちゃ長い返事、送ったんですけど。

HJ:それを読み直してみます。

古家: あー嬉しい。それがこういう繋がりになって嬉しいんですけど、ほんとに。4年ぶりです。

HJ:4年ぶりですか?長い時間でした。

古家:時折ネイティブみたいな日本語入れてきますね。
それにしても今回ライブ、お疲れ様でした。

HJ: ありがとうございます。
2年半ぶりに日本に戻って来たんですけど、こんなにも近い国なのに、なぜこんなにも来れなかったのかなという気持ちになりました。
コロナはどんどんひどくなっているんだなというのを体感するんです。僕が住んでいる場所が明洞の近くなんです。
明洞にいると日本の方達がたくさん見られたんですが、今は一人もいないんです。
そんなことを見ていると、いつになったらこの状況が終わるのかなという事を考えてしまいます。
皆さん、コロナが落ち着いてソウルにいらしたら、良いことがたくさんあると思いますよ。
明洞の人たちも、日本の観光客、日本人のありがさというのを、身にしみて実感しているところですので、その不在を実感しながら、皆さんが再び訪れた時に、色々ディスカウントもしてくれるでしょうし、とても親切にしてくれるのではないかと思います。

古家:本当に、こうゆう真剣な顔をしながら、時折こうウイットな事をぶち込んできますよね。
それにしても、今回のライブってワールドツアーの一環で、多分いらっしゃってると思うんですが、この後もまだまだ続きますよね?

HJ:そうですね。日本をスタートして、この後南米、そして北米に行って、コロナがもっと緩和されたら、アジアツアーも回る予定でいます。

古家: 南米…どうなんですか?なんかかなり熱いって聞くんですけど。
ファンが凄く熱い と。

HJ:南米のファンの皆さんはやはり国によって雰囲気が異なるというのは感じるんですが、日本のファンの皆さんとはだいぶ雰囲気が違います。
たぶんぼくが思うに、声を上げるのばダメですよ、と言われても、南米の皆さんは声を大きく上げるだろうと思います。
それくらい情熱的な雰囲気なんですが、皆さんも是非一度南米の公演を見に来てみたら?
とてもおもしろいです。

古家:日本のファンは、「声出さないで!」と言ったら出さないですが、心ではめちゃ叫んでましたからね!

HJ:わかっています。

古家:あと、今回グッズも手がけられて。

HJ:はい。 コロナ禍になって僕は趣味で絵を始めたんですが、その延長でグッズも絵を手描きで描いて作りましたし、ニットも作ったり、靴もデザインしたり、とてもガールズっぽい、女性っぽい趣味をたくさん持つようになりました。

古家:でもそれが新しい自分の可能性につながってますよね?

HJ:まあ、なんと言ってもデザイン費がかからないですよね。

(古家さん、笑い続ける)

HJ:それに今後はもっと鍛錬させて、高クォリティの廉価なグッズを皆さんにお届けしていきたいと思います。

古家:ほぼ東大門の業者みたいになってますが。

HJ:そんなことないですよ。実際ぼくも手がけてみたら、東大門は最近高いと思います。 中国の業者さんとちゃんと契約を結んでいますので、これから良い品質のグッズをご提供できると思います。

古家:会社の人みたいになってる、半分ね。
さあこの後舞台挨拶もありますが、公開中の映画『バイオレンスアクション』の劇中で、新曲が使われております。
MAN WITH A MISSIONとかAlexandrosとか.こういったアーティストと共にヒョンジュンさんの曲が、ラインナップされているんですが、どうですか?どんな気持ちですか?
ちょっとうるさいですけど…←近くの船着き場のスピーカーの声が邪魔をする

HJ:あ、ダイジョブです、ダイジョブです。
僕が声を大きく話せば良いですから。
ほんとにほんとにほんとに、は、は、は、は、
争う必要はないですよね。あの方もお仕事をしていらっしゃるわけですから。
僕は漫談をやってます。

古家:トークショーですよ。

(さらに大きいスピーカーの声)

古家:大きくなってますね。

HJ:どこまで話ましたっけ?

古家:漫談です!漫談までです!

HJ:あー
日本でこのように素晴らしいアーティストの皆さんと、とても素敵な映画の挿入歌で参加させていただいてほんとに嬉しく思っています。
この参加のラインナップを見ますと、ほぼサマーソニックなどでしか見られないような凄いアーティストの方々なんですよね。
近いうちにサマーソニックで今回一緒に参加したアーティストの皆さんと、同じ舞台に立てる日が来たら良いなと思っていますし、その時に皆さんにまたお会いできたら嬉しいです。

(相変わらず流れ続けるスピーカーの声)

古家:今回の新曲を聴いて思ったんですけど、

(相変わらず流れ続けるスピーカーの声)

古家:凄い大人の美学を表現できるようなアーティストになったという感じがしたのですけど。
ご自身でどうですか?

HJ:はぁ…大人の美学…う~ん

(相変わらず流れ続けるスピーカーの声)

HJ:でも僕はなかなか大人になれないような気がします。身体は大きくなってるんですが、なかなかメンタルが大きくならないような感じがします。だから今この音を聞きながらもついイラっとしてしまう自分を見て、やっぱり大人になってないなと思いました。
これからも引き続きこんなピュアな少年のような僕を好きでいてくださったら嬉しいです。

古家:ほんとに、ほんとにトークがイケてます。
もちろんパフォーマンスもイケてますよ。
この後ユナイテッドシネマで5時半から舞台挨拶があります。参加される方もいらっしゃると思いますが、チケットはすでにSOLD OUTになっているとのことです。参加される方はまた劇場でよろしくお願いします。
炎天下状況の中で、長い間待っていてくださって、あっという間にトークの時間も…

(会場内からえーっ、の声)

HJ:ダイジョブです。もう少し話しても大丈夫ですよ。ケンチャナヨ。

(古家さんとスタッフで)ケンチャナヨ?

古家:なんで僕が日本の方とケンチャナヨと言わなきゃならないのか、ちょっとわからなかったんですが… (笑)

HJ:本当ですよね、僕も意外に思いました。どうして日本人が日本人に韓国語で話しているんだろう、と。
やっぱり暑いのは暑いですね!

古家:特に今日は黒い衣装だから、光全部吸収しますから。

HJ:大丈夫です。最近ちょっとビタミンDが不足がちだったんですけど、光をたくさん受けて光合成をして行きたいと思います。

古家:いつから植物になったんですか?びっくりしました。
今回久々の来日になったと思いますが、日本に来てこれだけはやりたいと思ったのってあったのですか?

HJ:すき家で牛丼食べたい。待ってました。
待って、待って、もうすぐ、今日さっき食べました。

古家:ついに!

HJ:食べました。

古家:すき家で?

HJ:はい。はい。

古家:どうでしたか?久々の…

HJ:高くなってました!昔の並とは違う気がしました。少ーしがっかりしました。

古家:そうですね、やっぱり量もそうですし、値段も変わってますし。

HJ:あとサイズが3段階だったのが6段階に変更になってました。
一番大きいサイズが800円だったんですが、それであえて800円も払って牛丼を食べるべきなのかどうかという事を考えました。
日本もいろんな事が変わりましたね。
ところでなんで納豆はないんですか?納豆は売ってないんですか?

古家:売ってますよ。みんな納豆食べてますよ。

HJ:すき家にはなかったです。

古家:朝の定食の時は納豆出してくれるんですが…昼や夜は納豆出してくれない時間もありますね。

HJ:あー、じゃ、朝行かないといけないですね。

(二人で笑う)

古家・何の話をしているんですかね。
すき家の話、すき家に行ってきたと。そろそろやめますか?

HJ:もし何か気になることがあれば、3名くらいの方から質問を直接受けてみたらどうでしょうか?
自信持って、そんなことできる人いないかな、と思って言ったんですが、いらっしゃいますね。

古家:今めっちゃ早かった人いますが。

HJ:後ろから声を発していらっしゃるおじさん以上に大きな声で話してください。

(このタイミングでまたスピーカーの声)

古家:タイミング良すぎませんか?

Q:日本で何が一番美味しかったですか?

HJ:日本で何が一番美味しかったか?という質問もでしたね?
今回すき家…2位
ん~あ、何を食べたかな?
ファンの方が公演の時、差し入れで下さったワインがあったんですね。
(真剣に悩む)
初めて見るワインだったんですが、それを一番美味しくいただいた気がします。

古家:足組んで、こんな感じですか?(グラスを揺らす)こんな感じでこうやって??

HJ:そんな感じの時もありますし、でもこういうのあまり得意じゃないです。
とにかく飲む!

Q:次に日本でライブはいつ?ライブ?ファンミ?

HJ:(…悩む)これはファンミではないですか?

古家:これは炎天下トークショーです。

HJ:年内に日本にもう一度来れるんじゃないかと考えています。
多分ここには通りがかりのファンではない方もいると思うんですけど、僕はここで決して漫談をやっているのではないんです。
僕は歌手なんです。ぜひ関心を持って見てくださったら嬉しいです。僕の代表曲はHEATです。
せひ会場に足を運んでくださいね。
12月くらいにもう一度来たいと思います。

古家:クリスマスプレゼントになりますね。

HJ:そうですね、また、ありきたりな感じになるかもしれませんが、クリスマスの頃になるかもしれません。
その時は日本語の勉強をもっと頑張って、全てのトークを日本語でこなせるようにしたいと思います。

古家:今、けっこう色んな人聞いてますよ。

HJ:本当です。約束。拍手してくださっている男性の方も(一般人のギャラリー)ぜひその時確かめに来てください。

Q:歌ってください。ちょっとだけ。

HJ:今は漫談の時間ですので、ちょっと無理かもしれません。
では最後の質問!

Q:今度日本に来たら行ってみたい所はどこですか?

HJ:今度…ん~田町駅です。

古家:田町駅?

HJ:僕が初めて日本で暮らした時、住んでいたのが田町駅だったんです。
その田町の路地に韓国料理屋があったんですが、今もあるかどうかわかりませんね。
お店の方は結構ご高齢の方でしたが、しばしばコンサートに来てくださったんです、
今でもお店はしっかり続けていらっしゃるということですか?
今でも運営していらっしゃる?(ファンとやりとり)
では、もうファンではないということでしょうか?
もし、そのお店に行った時に、ポスターが別の人に代わっていたら、そのポスターは剥がしてください。
冗談です。もともとファンの方ではなかったんです。
でもお元気でいらっしゃるということなので、ぜひまた行ってみたいですね。

古家:次は田町!ということで。宴もたけなわでございまが、お別れの時間がほんとに来てしまいました。
最後に、この後舞台挨拶もありますが、この会場の皆さんと通りがかりの皆さんにぜひ最後に一言お願いします。

HJ:今回少し残念だなと思うのが、僕が日本を出た後にアルバムが発売されるので、これは初めての事です。
異例の事でもあるんですね。そんなわけでアルバムに対して、無責任ではないかというふうに思えて、心配にもなっています。
でも今のところまだ公演のビザが日数が充分取れない事情もありまして、皆さんにはご理解頂ければと思います。
事前に皆さんにお会いできましたが、発売日には皆さんの熱い声援と、応援をよろしくお願いいたします。
ライブ会場、コンサートホールだけでなく僕は今後、日本の活動をしながら、サプライズイベントで、全国のファンの皆さんにお会いして行きたいと思っています。
地方にいらっしゃる方、なかなか東京や都市の方に出て来れない方などは、実際に僕がその場に足を運んでアコースティックギター1本で僕の曲を一曲一曲、お一人お一人に、届けたいと思っていますので、どうぞ楽しみにしていてください。
そして勇気を失わないで皆さん、元気を出して少し待っていてくださいね。
紫外線がとても強いですね。
皆さんのお肌のために以上をもちまして、終わろうと思います。
ありがとうございました。


16:40


2022.9.6 ららぽーと豊洲シーサイドデッキメインステージ




リリースの時に日本にいないのは無責任ではないかと思う、と語ったリダ。
それは今までにはなかったこと、コロナの影響ですから難しいところです。
言葉の端々からも自分の音楽に真摯に向き合っている姿勢がうかがえました。
次の来日は長く滞在できるといいですね。


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2022-09-10(Sat)
 
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