『田代親世さんの韓流サロン』へ行って来ました

雪にならなくてよかった…と思っていたら、昼前から雨が雪に変わり今年一番の寒さになった東京です。
でもリダ号で走るには雪の方が好都合。
正午を過ぎて間もなくLOWSONへ行って発券。
枚数が多いのでお店の方と何度も確認。
お店を後にする頃には昼食を求めてたくさんの来店客があったから、早く行って良かったです。
そして雪混じりの雨の中を赤坂へ。
『田代親世さんの韓流サロン 恋する韓流~趣味が仕事になるまで』
衛星劇場でお馴染みの田代親世さんのお話を聞きに行って来ました。
以前学んだことのある韓国語講座のメルマガがずっと届いていたのですが、年末にこの会があることを知りました。
でも、ご無沙汰しているからいいかな…なんて思っていたら、年明けにあと2名の追加募集があったの即決しました。
結果、行って良かったです。
すごく楽しくためになる話を聞かせていただけたので。
会場はこじんまりした会議室、定員25名のイベントです。
間近で見る田代さんは線が細く静かな佇まいの一見普通の方。
でも話し始めるとよどみなく熱く語ってくださって、1時間15分経つまで水分補給なしでした。
1時間半の予定をオーバーし、1時間45分、興味深い話を聞かせていただきました。
その内容をちょっとだけご紹介します。
あのよどみない話ぶりはフリーのアナウンサー時代、事件現場のレポーターとして現場を伝える仕事で培われたものだと知りました。平成の大事件、阪神淡路大震災、オウム真理教の上九一色村で1週間過ごした話など、驚きの内容でした。
学生時代に女優を志し養成所へ通ったため声も通りますし、本番に強いパワーもなるほどと思わせる経歴でした。
レポーターとして活躍しやり甲斐を感じながらも、被害者の方へのインタビューなどは申し訳なさと罪悪感でいっぱいになったそうです。そんな田代さんを救ってくれたのが香港映画だったそうです。
「寝ても覚めても香港」状態になり、香港への留学を決めます。その決断が早い。しかも香港の中国返還をレポートしたい、という思いも計画に織り込んでそれを成し遂げているのは素晴しいです。
そのレポートから香港の映像会社のナレーションをするようになり、アジアの映画やドラマを扱う局へつながって。
香港へ行ったからこそ、韓国を知ったとおっしゃっていました。
その頃は韓国映画やドラマを紹介する人がおらず、自分が一番にやっていこうと思われたそうです。
韓国サイドも日本のメディアの取材は初めてだったので、怖い物知らずで言ってみたら、SMのイ・スマン会長や有名な俳優たちにインタビューすることができたそうです。
いかに強くやりたいか、思うのが大切。
趣味だと思ったらそこまでです、とのこと。
出版社に企画を持ち込み本を出したら、まだ韓国ドラマを知る人がいなかった頃なので仕事の依頼が次々あったとのこと。
アナウンサー出身なので、俳優のファンミーティングの司会もたくさんなさったそうです。
好きなことを突き詰めて発信し、市場は自分で作ったのだとか。
ちょうどタイミングも良かったのでしょうね、とのこと。
現在はミュージカルにはまっているそうです。
ご自分のサロンでミュージカルの解説をしたり、ツアーを企画したり。
ミュージカルは劇場へ行かない限りその雰囲気は味わうことができない。
ミュージカルを理解するのに、韓国語の勉強が必要だと思ったそうです。
田代さん自身は仕事で使うくらいの韓国語の力はありません、とおっしゃってました。
字幕のない韓国ドラマは中国語の字幕付きを探して見ることもあるそうです。
ドラマはどんな見方をなさるんですか?と質問したんですが、普通は2倍速で見るそうです。
韓国ドラマは長いから大変ですよね。
韓流が好き…という人たちの人生が輝く手伝いをしてお返ししたい、のだそうです。
言い切ることはできないんですけど、きっと大切と言ってらしたこと。
・勇気を出してとりあえず一歩踏み出してみる
・何のためにやるのか、目的を決めて始める(目的から逆算する)
・いつか行こう、いつかやろう、だとどんどん先延ばしになる
・行動あるのみ
・とことんやって簡単にあきらめない
・傍観者になるか、当事者になるか(当事者になると楽しい)
気になることは自分のタイミングで、今やろう 今度は来ない…と。
こうやって文字にしても田代さんの語り口調はなかなか伝わらないと思いますが、とにかく前向きでパワフルな方でした。
その後、兄夫(ヒョンブ)食堂での懇親会に参加したんですが、それもとても面白かったです。
岩手や仙台、静岡からいらしている方もいてびっくり。
韓国語を勉強しているという共通点だけで参加した人たちです。
ドラマが好きだったり、ミュージカルが好きだったり、K-POPが好きだったり。
それぞれ向いている方向は違うんですが、気持ちがすごく熱いんです。
名前を聞いても知らない俳優さん…でも写真を見せながら好き、ということを話してくれる人はとても幸せそうで楽しそうでした。
私もそのひとり。
韓流に魅せられて、というよりはたまたま好きになったのが韓流の人だった、というほうが合っていると思います。
恐らく一期一会の出会いです。
でも不思議に盛り上がり、楽しい時間を過ごすことができて良かったです。
今年はこういう機会があれば、いろいろなイベントにできるだけ足を運んでみようと思っています。
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