KHJ アンコール特別公演 「桜が咲く季節、僕らの卒業式、またね」レポ

今までにないコンセプトのコンサートでした。
すべて日本語歌詞の曲を歌い、リダ本人が日本語でMCを行うという内容。
言葉の壁を越え、馴染みのある曲のセットリストに、コンサートへ参加することの楽しさを再認識した方も多かったのではないでしょうか?
リダから離れかけていたファンも、グイッと気持ちを引き戻されるパワーがあったようです。
きっとリダも手応えを感じたことでしょう。
いずれ始まるであろうジャパンツアーでは、今回のような内容を加味したものになるのか、別仕立てで公演を行うのかあれこれ考えているのでしょうね。

コンサート会場はラインキューブ渋谷(渋谷公会堂)です。
2019年にリニューアルしてから初めて足を運びました。
公園通りの坂道がこんなに急だったかな、と思い出した次第。

会場に入るとステージには薄いスクリーンが降りていて、中の様子が伺い知れます。
いつもはオープンのステージですから珍しいです。
今回はステージの作りがシンプルで、照明は色の変化と当て方が変わる程度でした。
それだけに会場との一体感がより鮮明に浮かび上がった印象です。
色とりどりの照明がリダのシルバーに輝く衣装に写り込んでとても綺麗でした。
そして一度もギターを手にすることのなかった 歌手キム・ヒョンジュンでした。
18:30
定刻に全員がステージに立ちました。
リダの姿も見えます。
スクリーンの向こう側で大きく伸びをしているリダです。
① チャイム
チャイムの音色が鳴り響きコンサートの始まりを告げます。
リダはややきつめのウェーブの髪。
ピカピカ光るブルゾン、インナーはブラックのタンクトップ。
光る柔らかな素材のブラップパンツ。
細いシルバーのチェーンを2本、右腰には太いチェーンが揺れています。
GEMINIメンバもブラックを基調にピカピカがアレンジされた衣装です。
まずはご挨拶の新曲披露です。
② Save Today
リダが歌い始めると会場から歓声があがります。
そして一緒に歌う声が聴こえます。
コーラス部分ですでに会場はひとつ。
ペンライトの振りも皆忘れていませんでした。
③ 君だけを消せなくて
リダが好きな日本語の曲です。
始めからリダと会場の歌声がひとつになります。
④ Stay here
リダが歌い始めるとすぐに会場から歌声が続きます。

(日本語)こんばんは。皆さん、今日もこんなにたくさん来てくださってありがとうございます。
今日は久しぶりに思い出の曲、歌う予定です(歓声)
全国ツアーの始めの日みたいな。
通訳さんがいてくだ…き…いらっしゃっても今日は約束して、頑張って日本語話したいです。
韓国語より日本語で喋る方が皆さん大好き。
なんか自信ないです。
あー、お願い事があります。
終わる時まで皆さん立って大きな声で、大きなアクションでよろしくお願いします。
次の曲です。久しぶりのWake me up。
⑤ Wake me up
⑥ Your Story
歓声に包まれる中、リダのトークが始まります。
(日)今日は最初から本気で(息が苦しそうなリダ)本気でやって…います。
最後の曲です(会場からえー、の声)
死にそう。
さ、座って下さい。
はぁ…(韓国語)少しだけ休ませていただきますね。頑張り過ぎてしまって。
(日)大丈夫です。準備できました。(両手を腰に当て、下を向くリダ)
桜が咲く景色になりますよね。
花です、花。
あ、春。春、中アニ夏、秋、雪(やってしまった~と額に手を当てるリダ)
春、夏、秋、冬。
(韓)大変なことになるところでしたね。またこう歌いそうになりました。
(日)次の曲は、おー景色が景色のテーマです。聴いてください。
今日は服がちょっとなまめかしいので、ちょっと脱げません。
(韓)皆さんが熱く盛り上がってくださったら、奇跡が起きるかもしれません。
(日)皆と一緒に歌しながら、心の中に皆さんに入れたいです。
一緒に歌ってください。次の曲は四季です。

⑦ 四季
⑧ 月と太陽と君の歌
イントロが流れると客席から歓声があがります。
(日)サイン会いつでしたか?昨日でしたか?火曜日?
ファンとサイン会して、リダ、月と太陽と君の歌日本語バージョンでお願いします、と。
お願いして、お願いされて、準備はもともと(笑)しますけど、でもファンの皆さんのために月と太陽と君の歌いました。
そして、22年の握手会じゃなくて(両手を振りながら)バイバイ会、コンサートが終わったら…お見お?お見送り?
お見送りした、来年はぜひCappuccinoお願いします、お願いされてCappuccino(両手を動かしながら口笛を吹き始める)
皆さん、一緒に(口笛を要求)
⑨ Cappuccino
⑩ BEYOND CRAZY
⑪ BINGO
大きな歌声に満足そうなリダです。
ペンライトの振り方指導も入れながら。
(日)まだまだです(肩で息をするリダ)この雰囲気ついて行って、もうちょっと遊びしましょう。
あと20秒前、はぁはぁ、あと10、50秒(会場から9,、8…カウントダウン)
(人差し指を左右に振りながら)あと50秒、Let's Go!
⑫ HOT SUN
ステージを左右に走りながら歌います。

⑬ Super Fire
今日、僕はここまでです。
体力が…あ、座って下さい。
(韓)皆さん、それぞれ自分でうちわであおいだりしてちょっと涼んでください。
できれば全部日本語で話したいんですけど、今ここで僕が日本語まで考えると、身体も頭も壊れてしまいそうです。
今日、雰囲気どうですか?
僕も僕を僕がすごいだと思います。
水面その場所で立って(ペンライトを振る仕草)
僕は行ったり来たり。
(下を向いて休むリダに、脱いで、の声)聞こえないです。
何の意味ですか?
何の意味ですか?
(韓)こちらには成熟な方が多いんですけれども、子どもさんもいらっしゃいますので、決して皆さんの思い通りにはならないと思います。
次は皆さんに愛らしい歌をお届けしたいと思います。
(日)聴いてください。PURE LOVEです。
⑭ PURE LOVE
⑮ LOVE SONG
(韓)タエギダ(良かった/客席からの声、タエギダに応えて)
(日)どうでしたか?久しぶりのPURE LOVE、LOVE SONG
それが寂しい曲がないんですけど、なんで(泣く真似をする。客席に泣いている人がいた?)
(韓)実は今日の公演はすごく心配していました。
MY SUNの公演の準備をしたんですけれど、1週間おきにそれぞれ違う公演の準備をするというのは簡単なことではありませんでした。
でも日本のファンの皆さんのために、2023年新しいアルバムを出しましたし、それから新しい曲も出して、心構えも新たにしました。
そして皆さんに日本語の曲だけで歌をお届けできる日が1日も早く来てほしいと思って準備しました。
おかげでGEMINIバンドの皆さんはすごく苦労していました。
今回のスケジュールの中で雑誌のインタビューがありました。
その中で今、K-POPが盛況なのにどうして日本に来て日本語でレコーディングをするのかという質問もありました。
でも、ずっと僕のことを守ってくださった皆さんがいて、そして僕のことを待っていてくださっているファンの皆さんがいます。
そして僕自身がこれほどまでK-POPが盛んになる前から日本で日本語で歌を歌ってきました。
そして活動しているのも皆さん見てくださっていますよね?
ですから当然、日本の皆さんに親しみのあるそんな方法で歌を歌って来ました。
(日)これからもちょっと、完璧な、完璧じゃないけど、日本語の歌、歌って行きます。
いつも大好きな、大LOVE、たくさんの愛をもらうファンの皆さんのために、僕も愛を伝えたいです。
僕たちの次の曲は、僕たちの有名な曲だと思います、Song for a dreamer。
⑯ Song for a dreamer
⑰ Wait for me
(日)Song for a dreamer、 Wait for meでした。
もう6年になりましたよね、Wait for meの友達のストーリー。
僕に親友でしたけど、この歌を歌う時、いつもその友達が考えます。
だからなんか気持ちが寂しくなって、感情がちょっと良くないです。
でもそう思います。友達の人生まで僕が追って住んで行けたら、友達も幸せに…すいません(目をしばたたき下を向くリダ)
それもこれも愛ですよね。
そうですよね?歓声も愛。皆が笑うときも愛。
空気も太陽もほら?空も皆さんのためにある愛だと思います。
(韓)急に気持ちが重くなってすいません。
さっきは夢中になってクレイジーのように遊んでいたんですけど。
でも久しぶりに日本語の歌を歌うので、Wait for meを歌いたいと思いました。
この歌は日本語で歌うことも韓国語で歌うこともあるんですが、日本語でレコーディングしたその瞬間がその気持ちに一番近い日だったんですね。
なので、その気持ちが胸に迫って来ているんだと思います。
(日)ありがとうございます。
(韓)少し雰囲気を変えたいいですね。
これもひとつの愛です。(右手でL字を作り歌い始める)
⑱ THIS IS LOVE

⑲ Take my hand
(韓)今日は1曲1曲すべて渾身の力を込めて歌えたと思います。
今、頭の中に空気がちょっと足りなくて、(ジュニョンさんが水を差し出す)
今日もこの場でお話したいんですけれど、これまでもこういうことをお話してきましたよね?
僕は13年間ソロで活動をしてしていますが、もちろんダンス歌手としてスタートしましたけれども、今皆さんにお見せしている僕のバンド音楽というのは、これからも皆さんと一緒に歩いて行く道の一部だと思っています。
そうですね、こうしてずっと音楽を続けていて、真心を込めて皆さんに伝えたいと思っているんですけれども、多くの皆さんが僕の傍で応援してくださって、そして力をくださっているので、これからもずっと長い間音楽を続けられて行けそうです。
いつも心配しているんですね。心配とまではいかないかもしれないんですけども、僕が皆さんにとって満足できる存在であるのか、そして方向性は間違っていないだろうか、皆さんに嫌がられないだろうかということもいつも考えています。
でも本当に奇跡のように皆さんはいつも、今歩いている道は間違っていないよ、と皆さんがいらっしゃるその客席から言葉を送ってくださっているような気がしてとても気持ちが安らぎます。
(日)皆さん、いつもありがとうございます。
頑張ります。
僕の人生のために、皆さんの人生のために、完璧じゃない人ですけど、いい人になります。
今日は残念ですけど、最後の曲です。
大丈夫です、いつもアンコールあるから。
大きな声でアンコル、アンコル、デシベルが160までお願いします。
引いてもらってアンコル無い。
さ、最後の曲です。
皆さん、いつも全国ツアーの時、最後の曲は?
(HEAT、と客席からの声に、耳を触って違うよ、の仕草)
じゃ、これからも(困っているリダ)
今日は(右手を挙げるリダ)今日は、今日は(客席からGoodBye!)
Yes、GoodBye!最後の曲です、GoodBye!
今日は本当にありがとうございました。
⑳ GoodBye
~Encore~
手拍子が次第にキム・ヒョンジュン、GEMINIコールに変わります。
㉑ 花路
桜の花びら舞う美しいステージになりました。

㉒ re:wind
(日)キム・ヒョンジュンでした。
花路どうでしたか?
23年は皆さん、花路ように、花路ために、皆さん、咲くなんか、つく?わからない、
(韓)桜のように、その桜というのは3週間くらいだけ咲きますよね?
皆さんの2023年のことを考えてみました。
今年はこれまでの過去を忘れて、そして過ぎ去ったことを忘れて、今日の日を迎えるためにあったのではないかと思います。
そして皆さんどうか、桜のように花を咲かせて満開にしてくださいね。
そして華やかな2023年を春とそして花路と一緒に迎えてほしいと思います。
そして3週間充分に一生懸命咲いた後は、桜が散るように心配を手放してほしいと思います。
そういう瞬間が来てくれたらいいなと思っています。
心配を手放して、美しいそんな2023年になってくれたら嬉しいです。
これからも皆さんにいい音楽と美しい物語を届けて行きたいと思います。
長く来年も、そしてその先もずっといい音楽と美しい物語を届けてお聴かせしますね。
なので皆さん、いつもこの2023年の春のように美しくこの場にずっといてくださったら嬉しいです。
(日)皆さん、ありがとうございます。
今日もいつも頑張って、頑張ってくれたGEMINIバンドの皆さんに大きな拍手をお願いします。
予定はなかったんですけど、たくさんのファンたちがほしいで(ソヒョンさんの方を振り向/ソヒョンさんは「欲しがる」と言う)
あ、はい、音楽も、それはそれです。
さ、最後の曲はHEATです(歓声)
最後までお願いします。
㉓ HEAT
(日)皆さん、今日来てくれた2階の皆さん、1階の皆さん、今日、本当にありがとうございました。
今日、ほんとに皆さんのおかげで胸いっぱいでした。
この感情を入れて、韓国に帰ってもいつも今日の瞬間考えながら、生きて歩き、歩きます。
GEMINIバンドの皆さんも、最後の挨拶します。
(韓)最後の挨拶、今日は何にしましょうか?
何がいいでしょうか?
またね、がいいですよね。
(日)皆さん、ほんとにありがとうございました。
また会える日まで、僕は、僕たちは、そろそろ挨拶します。
じゃ、またねで、1、2、3!
皆さん、またね!
ありがとうございます。(右手を高く挙げはけていくリダ)
皆さん、またね!
20:49 終演
2023.3.27 LINE CUBE SHIBUYA にて

コロナ禍を潜り抜けて、マスクをしながらも一緒に歌える楽しさ、喜びを思い出したHENECIAです。
忘れていた日々を思い出させてくれたリダという存在に出逢えた幸運に感謝。
2023年春は、これまでの過去を卒業する時。
そしてまた会える日まで、またね!
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2023-03-19(Sun)
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Re: 素敵な夜でした♡
鍵コメさん、アンニョン。
ソウルのMY SUNコンサートは、時間とともに右肩上がりで良くなって行きました。
声も出るようになって行ったし。
オンラインではわからない会場の空気はとても熱く、歓声もすごくて。
オンラインとオフラインの違いを感じました。
大阪のコンサートも良かったです。
そして渋谷は新しい試みでしたね。
どうすれば日本のファンが喜ぶのだろうか、との試金石だったのだと思います。
楽しかったけれど、新曲は花路の2曲だけですから、その点では寂しかったと思います。
でも手応えを摑みましたから、
離れかけていたファンの気持ちをぐいと引き戻しましたから、良かったと思います。
マスク越しでしたが、一緒に歌えたのは良かったですね。
楽しかったです。
これがコンサートなのだとあらためて思いました。
やっとこの時が戻って来ましたね。
ソウルのMY SUNコンサートは、時間とともに右肩上がりで良くなって行きました。
声も出るようになって行ったし。
オンラインではわからない会場の空気はとても熱く、歓声もすごくて。
オンラインとオフラインの違いを感じました。
大阪のコンサートも良かったです。
そして渋谷は新しい試みでしたね。
どうすれば日本のファンが喜ぶのだろうか、との試金石だったのだと思います。
楽しかったけれど、新曲は花路の2曲だけですから、その点では寂しかったと思います。
でも手応えを摑みましたから、
離れかけていたファンの気持ちをぐいと引き戻しましたから、良かったと思います。
マスク越しでしたが、一緒に歌えたのは良かったですね。
楽しかったです。
これがコンサートなのだとあらためて思いました。
やっとこの時が戻って来ましたね。
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