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ジュニョンさんの言葉

murderQ 1 - コピー
credit:画像内記載

シンフォニー公演から2週間。
目の前には『桜便り』が届いたけれど、シンフォニー公演の動画や画像を見るたびに、あの時の幸せな空気感を思い出します。

折りにふれメッセージを残してくださるジュニョンさん。
今回もInstagramに長いメッセージをポストしてくださいました。
日本語で書かれているということは、主に日本のファンに向けて発信してくださっていると言うことですよね?
添削は奥様かしら^^


リダの夢を叶えるシンフォニー公演に欠かせない存在のジュニョンさん。
きっとジュニョンさん自身の夢も叶っているのでしょう。
編曲もご苦労があったようです。
ソヒョンさんのブログでは、直前になって起きた楽譜のトラブルについて書かれていました。
それでもチームワークで乗り切るGEMINIバンドです。
それは長きに渡って培って来た友情であり、互いの尊敬であり、信頼の賜物なのでしょう。


※ジュニョンさんの文章は読みやすいよう改行しました。


*     *     *     *     *


見送る(流す)と言うことについて。

<長文ですが、読んでもらえると嬉しいです>
*この文は公演の翌日に作成された文章です。

シンフォニー公演についての最初のアイデア会議は去年の秋頃だったと思います。
「今回は温かいストーリーの公演をしたい」と言うのがヒョンジュンの話でした。
初めてのシンフォニー公演から早くも5年が経ちました。ついこの間のような気がしますが随分と長い時間が経ちましたね。
その間に私たちは多くの経験をし様々なことが変わりました。
biorhythmのシンフォニーを準備していた頃のエネルギッシュな編曲も私は好きです。
ステージの姿というものが必ずしも現実の状態だけを反映しなければならないならば、私たちは夢を見ることができません。
時には現実を越える強さがステージには必要だと思います。しかし今回の公演ばかりは今の私たちの心が反映されたステージであるといいなと思いました。
5年間、私たちはより成熟しお互いを大切に思いやる気持ちがより強くなりました。
2014年から共にしているのでGEMINIと言う名前で私たちが出会い今年で10年です。
そんな時間の中、共にたくさんの波を越え今では互いを大事に抱きしめてあげることのできる家族として一緒に過ごしています。
私ももっと発展しようと努力しました。音楽家としてどんな努力をしたのかはお話ししてもつまらないと思うのでパスします。
でもオーケストラをより真剣な志で勉強していたということについてはお話したかったです。
こんなにも多くの方々が興味を持って観に来てくださるのに、疎かな音楽を聴かせるわけにはいかないですからね。
観客の方々に私の頭の中にある温かさを音楽で伝えたかったです。

全ての曲が貴重ですが22曲について短くお話したいと思います。
1曲目は誰そ彼です。この曲は皆さんもご存知の通り、私たちの憧れ押尾コータローさんの曲です。
発売された当時、ヒョンジュンのボーカルディレクションをしながらも、これは本当に光栄なことだと思っていたのですがその曲を私が編曲できるなんて…本当に驚く経験でした。
オーケストラを除いたらギターしか出てこないためクラシック的な深さが必要でした。他の曲よりも二、三倍の時間をかけましたが今でももっといい編曲ができたのではないかと思ってしまうのは仕方がないことですよね。
それでもこの曲が一番記憶に残っている理由は、1日目の演奏を終え客席から溢れる歓声、そして何よりもGEMINIのメンバーたちが私を見ながら笑顔で拍手を送ってくれたからです。「本当にお疲れ様、わかってるよ、凄く良かった」と言う心の声が聞こえて来ました。そんな瞬間を感じてからようやく私も安堵の笑みを浮かべることができました。

そして2曲目はSong for dreamerです。
ヒョンジュンのギターではなくピアノがメインになるバージョンを一度描いてみたいとの事でした。私も良いアイデアだと思い、頭の中で音楽を描いていきました。
この曲は夢に向かって航海するdreamerに対する曲なので、夜空を横切る少年少女たちの瞬間を思い浮かべて音楽を描きました。
編曲した曲を初めて聴いた時ウンチョンが言いました。「ジュニョン、本当にかっこいい。この曲を聴くとETが思い浮かぶ!」
考えたことはなかったけど、夜空を横切る少年少女たちの姿がETにも出てくるのを思うと、彼が私の心を読んだも同然でした。私もウンチョンもこの曲では演奏をしないため、静かに音楽を鑑賞しながら目があったりもしました。(ウンチョンがふざけて私に向かってETのように人差し指を向けたのも面白かったです)
(次の投稿に続きます)


あ!あと指揮者の先生にも深い感謝の気持ちを伝えたいです。先生がいらっしゃらなかったら私たちはこんなに満足な公演を作ることが出来なかったと思います。
こんなにも寛大なのに腰が低く広い心で足りない私たちを包み込んでくださる指揮者の先生に出会えたことは本当に幸運なことです。私たちにとっても幸運、皆さんにとっても幸運!次も必ず先生とご一緒したいです。
念入りに作った音楽を情熱的な団員たちが演奏してくれたのも本当にありがたかったです。信じがたいですが、このように短いプロジェクトで出会い熱心に音楽を演奏してくれる人たちにであう経験は珍しいことです。今回の演奏者の方々が一緒にコンサートを作りながら見せてくれた情熱に私も感動し何回も後ろを振り向いてしまう程でした。このまま時間が止まったら良いのに…とも思いました。

このような公演は編曲だけを上手にできれば良いというわけではありません。
数多くの監督の積極的な努力もありました。
事前にやり取りしなければならない資料も多く、楽譜も入念に製作しなければなりません。
必要な資料も全て違うので一つ一つ準備するには本当に沢山の時間を費やさなければなりませんでした。
この3ヶ月は本当にこれだけのために走ってきたと言っても過言ではありません。日本に来る飛行機で強い頭痛を感じました。数日間よく眠れず、楽譜にミスがないか入念にチェックしながら敏感になっていた状態で飛行機に乗ったからだと思います。
この全ての過程が過ぎ去ると、しばらく心にぽっかり穴が空いたように空虚さが訪れます。

私は多くのステージに立ちまた多くの音楽を作って過ごすため、終わった公演については早く忘れて過ごそうと努力する方です。
過去の演奏を振り返ってみるともっとうまくできたのにという心残りが溢れたりもするし、それにとらわれていても虚しさだけが大きくなるからです。
でも今回の公演は本当に大切に準備した分、この公演をどのように見送れば良い別れができるかについて考えてしまいます。
まず一日は何も考えず脳を空っぽにして休みたいと思います。帰国したらすぐ他のアーティストの公演の準備をしなければなりません。なのでもしかしたら今がこの公演を見送る唯一の時間かもしれません。

私はこの公演をどうやって見送ればいいでしょうか?こんなに力を入れて準備したイベントをたった2回の公演で見送らなければならないという事が、本当はとても残念ですがこれもまた人生の一部だと思います。

皆さんは今回のオーケストラ公演いかがでしたか?
皆さんの人生の小さな温かさになれたならば、私は心から幸せです。











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2024-03-30(Sat)
 

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2024-03-30 09:26 |  |    [ 編集 ]

Re: 有り難うございます。 

鍵コメさん、アンニョン。

ジュニョンさんの思いが伝わる文章でした。
何かの時にはいつも届けてくれますね。

また、いつかシンフォニー公演を聴きたいですね。
会場で聴くのはとても素晴しい体験ですから。

「桜便り」MV公開になりましたね。
YouTube公式より数では叶いませんが、楽しく聴いて数字に貢献できるといいです。
2024-03-30 23:58 | knob노부 | URL   [ 編集 ]

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