リダのいる風景

時間がたってから振り返って見ると、今まで見えなかったことが見えるようになります。
CDにも描かれているダイヤモンドのようなイラストは、INNER COREの地球と同じイメージの表現。
オープニングのパルス（呼吸）音から想像すると、あれはコクーン（繭）なのではないかと思いました。

力強く脈打つコクーン、やがてその殻を破る存在が 輝くNEW WAYを進んで行くのだと。

キム・ヒョンジュンの韓国での新しいスタートにふさわしいタイトル『NEW WAY』　



2日目は落ち着いてステージを見ることができたと思います。
1日目にあまり視界に入らなかったスクリーンやバンドのメンバも見ようと思いました。

team.enoughの素晴らしい仕事。
映像がこのコンサートの見どころでもあります。
そのためなのか、スクリーンを邪魔しないGEMINIバンドの配置。
リダの世界を視覚で感じさせてくれます。
恐らくコスパ良く最大の効果をもたらすであろう演出。


1日目のリダは新たな決意のもと、ファンに想いを伝えるために緊張しているように見えました。
歌にも力が入っているようでした。
2日目のステージはどうでしょう。
チャクサルのチングも駆けつけてくれました。


昨日のような始まりかと思いきや、ほぼ定刻のスタートに一瞬客席が驚きでざわつきました。


パルス音がピアノへつながり、NEW WAYのイントロへ誘います。

① NEW WAY

髪は強めのカール。
腰が隠れる位の黒のデニムのあちらこちらにスタッズが付いたジャケット。
インナーは黒、細めのペイズリーのスカーフを首にかけて。
パンツは1日目と同じ。

GEMINIバンドのメンバは赤と黒のコーディネイト。
ソヒョンさんのスカートは赤系のチェック、ウンジョンさんは似たようなチェックのシャツ、ビンナさんは赤のスカート。

雄大な自然の風景が流れる中、重く静かに刻むリズムがまるで鼓動のように心に響き渡ります。
そして、LaLaLa…でペンライトが美しく左右に揺れて。


② WHY

曲が続きます。
スクリーンの左右にモノクロのリダ、そして雲の鳩がゆっくりと青空を流れて行きます。
サビの部分では一羽の大きな鳩。

大きな拍手で終わります。


③ Misery

アンティーク調の女性のイラストが砂絵のように動いてゆくスクリーン。
サビになるとハンドマイクを力強くもぎ取るように持ち替えて歌うリダ。
青と紫のレーザービーム、スポットライトに照らされる姿が素敵。


アンニョンハセヨ。
ソウル2日目です。
ソウルへ来てくださってありがとう。
皆さん、身体は大丈夫？席に座れないよ。
座る時間はないから。

皆さんの反応でアンコールを決めます。
続けて次の曲へ。


④ Take my hand

一緒にコンサートを創って来た日本のファンの掛け声が決まってました。
Take my hand で手を挙げるのも定番になりつつあります。
どうぞご一緒に「立ち上がれ～！」

赤いレーザーとスクリーンに赤いバラ。
Wow Wow…右手でマイクを高く挙げて左手で招くような仕草でコーラスを促すリダ。
日本でもお馴染みのポーズです。
4曲目ですでに会場はかなり盛り上がっています。

頭の後ろを掻きながら、Take my hand でした、と。
誕生日？のステージ前のファンと握手して、

リアルTake my hand です。

美しい曲、四季です。


※画像は1日目です


⑤ 四季

この映像で更に美しい曲になった四季。
季節はめぐりまた花咲く季節に出会える、そんな希望の歌にも聴こえます。


⑥ Paradise

モニターの上で一緒に、と手を振るリダ。
Someday！と大きな声で叫んで声をかけ、
Vela、Vela、Vela…マイクを客席に向けて。
会場がひとつになって、満足そうなリダです。

四季、Paradise でした。
（トークが続きます）
ファイテインしてます。

ここで「00001」のCDのプレゼントがありました。
モニターに左足を乗せてその上で、口でキャップを取ったサインペンでサインして。
客席はきゃーきゃー大騒ぎ。

はっはっは。楽しそうにドヤ顔のリダです、





⑦ LOVE SONG

皆さんのために書いた美しい曲です、聴いてください。

スクリーンにはたくさんのバブルが浮き上がっていきます。
ふんわりと夢のような映像、そして紙吹雪。

歌い終わると白い歯を見せて笑顔のリダです。

スタッフさんがリダの髪に付いた紙片を取ろうとリダに近づくと、
バンドにスタイリストがいます、とウンチョンさんに近づいて取ってもらいました。
これは予定されたものなのか偶然の賜物なのか、とにかく素敵に和むシーンです。


⑧ Kiss Kiss

ハートが飛ぶポップなイラストの映像が楽しい。
リダはモニターの上にしゃがんで歌ったり。
最後は目の前のファンに投げKiss。


⑨ SO WHAT?

リダとともに思い切り盛り上がる会場です。
ステージを跳ね回るリダは汗。
ジャケットを脱いだ下は、5分袖の黒T。
ジュニョンさん、ウンチョンさんもモニターの上でパフォーマンス。
興奮のるつぼと化した会場にリダが叫ぶ、SO WHAT?

どうでしたか？
良かったですね。
はぁ、はぁ、はぁ、
あれ、僕のネックレスはどこ？
（動いたせいで回ってしまったようです）
え？ある？…良かった。

この曲でもっと盛り上がろう！


⑩ Beauty Beauty

一緒にビュリビュリ盛り上がっていたので、メモはありません^^
言葉は要らない♪


⑪ Do You Like That

⑫ Lucky Guy

スクリーンにはおぼろげな街の風景。
ステージを降りて少しだけ座席の上で歌い、前方を駆け抜けて。
GEMINIバンドのメンバ4人でダンス。
最高にキュートなリダ。
銀と赤のテープが会場を彩ります。


⑬ MOONLIGHT

都会の夜景で歌うリダ。
ソヒョンさんとウンチョンさんと3人でお馴染みのダンス。

喉がカラカラになるくらい歌って踊って。
リダもくたくた、頭を下げて膝に両手を当ててうなだれて。

はぁ、はぁ、座ってください。
雰囲気いいですね。
10点満点中、何点？
10点？
ちょっと待って、水を飲みます（腰に手を当て）
大丈夫です（大きく目を見開いて）

皆さんの好きな人は近くにいる人？
僕？


⑭ HAZE

聴かせる歌、聴かせる歌手。
HAZEコンサートの時と同じように、それ以上に伸びのある力強い声で歌ってくれました。
歌い終わると眩しそうな目で客席を見渡して。
大きな拍手がリダを包みます。

アコースティックタイムです。
オンジェカジナ(언제까지나) やってみましょうか。

⑮ I'm yours

満点のホシゾラの下、ソヒョンさん～ジュニョンさん～リダ～ウンチョンさんがスツールに座って。
客席に声をかけながら、途中で止まって…笑って、ははっ…サビを歌って終わりました。

水を飲みますか？
ウンジョンさんに水をあげる気配りのリダ。
ソヒョンさんに渡そうとするとファンが「アンデー」と大騒ぎ。
ソヒョンさんは要らないと断りました。


⑯ 僕の頭が悪くて

スクリーンにはJazz Bar風の風景。
さながらGEMINIバンドがJazzを演奏しているようで。
Jazzyで軽快なスゥイングのアレンジのネモリは本当に素敵。


新しいバージョンのネモリでした。
今日は特別なソロコンサートじゃないですか。
僕ひとりで疲れるじゃないですか。
今日のゲスト（ヨジャ アンデーの叫び声）です。

スペシャルゲスト イン・ギョジンさんが登場。
ステージを横切り、通り過ぎようとするお茶目なイン・ギョジンさん。
会場から大きな拍手。

リダがイン・ギョジンさんのことを褒めて紹介すると、
「僕、そういう人」と通る声で話すイン・ギョジンさん。
堂々としているのに、いざマイクを持つと手をブルブル震わせて笑わせてくれます。
素晴らしい美声で聴かせてくれる～Life is Wonderful
ワンフレーズ歌うたびに客席から歓声。
ジュニョンさんのギターとリダのコーラス、素敵なハーモニー。
そしてバンドはふたたびJazzyな演奏でサポート。
イン・ギョジンさんはピアノを弾く動きをして。
何よりイン・ギョジンさんに向き合うリダが、今までどのシーンにも見せなかった表情でした。
穏やかで柔らかくて温かい笑顔で、楽しそうに首を振りながらリズムを取って。
スクリーン左にイン・ギョジンさん、右にリダ。
いい人、いい先輩にめぐり会えて良かったと思えるひとときでした。
歌い終わるとリダを愛してる、と。
リダも愛してる、と。
そして抱擁。
楽しくて素敵なゲストでした。
ドラマファンミでも歌ってくださるといいです。


次は少しセクシーに歌ってみましょうか（指ハート）

⑰ It's over

緑・赤・青のレーザーが絡み合いステージを彩って。
リダのファルセットが心地よく響きます。


⑱ Please

スクリーンにはブルーの無数の泡が見え、やがてピンクに変わります。

本当のところコンディションがあまり良くなったんですが、公演を進めて行くうちに良くなりました。


⑲ Your Story

ウンジョンスタイリストにタオルで顔についた紙吹雪を拭き取ってもらうパフォーマンスに客席が沸きます。
後頭部を掻いているリダです。

計画では毎年新しいアルバムを出すことを約束します。
そして毎年韓国でコンサートをします。
熱心に頑張りますね。
最後の曲です。


⑳ Wait for me

木漏れ日の中で、緑の風景に包まれながら歌うリダ。
太陽の方へカメラが移動し、止まります。
明るい方へ進むことを暗示するように。




Encore
㉑ ASTRAEA

曲が始まるとともにテープが宙を舞い公演の最後を彩ります。
無数の鎖がスクリーンに映り、それを引きちぎるかのように時々声が嗄れそうになりながらも、力の限り歌うリダです。

最後の曲です。
大変なんです。
Let's Go！


㉒ Lucky Guy

㉓ MOONLIGHT

途中でリダのテンションも最高、ぎゃおぉと叫び歌います。
エネルギーすべてを使い果たしたようなリダです。


NEW WAYのInstrumentalが流れる中、リダの挨拶が始まります。

※Twitterでsunnyさんが書き起こし英訳したものをKikaさんが訳してくださいました。
お借りします。ありがとうございます。


皆さん、ありがとうございました…ダメ、ダメ…今日の公演はいかがでしたか？
僕は公演を最高に楽しみました。そして、皆さんにお伝えしたいことをすべてお話することができました。
こうしてまた韓国でコンサートを開催することができて本当に良かったです。
とにかく皆さん、かなり苦労されましたよね…
もう曲がないですよ。各日コンサートに来てくださいまして、ありがとうございました。
今日は出せるものはすべて出し切りました。
じゃあ最後にバンドの皆さん、挨拶しましょう。前に出てきてください。
GEMINIバンドに大きな拍手をお願いします。
新しいアルバムNEW WAYのように、これから先は皆さんと新たなる道NEW WAYそして花の道だけを歩いて行けるように、歌手キム・ヒョンジュンとして、そしてGEMINIバンドとして最善を尽くします。
これからも引き続き熱い応援をお願いします。わかってますよね。
これは韓国ではまだやったことがありませんね（お別れの挨拶）
僕たちが「皆さんお疲れさまでした」と言ったら、韓国語では何と言ったらいいでしょうかね？
では「私たちは花の道だけ歩こう！」と言ってください。
わかりましたか？練習は必要ですか？
僕たちが「皆さん、愛しています」と言ったら、皆は「花の道だけ歩こう！」僕の後に言ってみてください。
「花の道だけ歩こう！」いいですね。
ちゃ、最後の挨拶をします。
「僕たちGEMINIバンドとキム・ヒョンジュン。皆さん、愛しています」
「꽃길（コッキル＝花の道） 만（マン＝だけ） 걷자(コッチャ＝歩こう）」


ソウル2日目はスクリーンに映るエンドロールが最後を飾ってくれました。
リダとGEMINIバンドはプロフィール写真とともに。
皆で創り上げたステージへの敬意を感じることができるクレジット。
リダの想いが伝わります。


20:17 終演

2019.02.10 ソウル BLUE SQUARE アイマーケットホール にて




まだまだ韓国での音楽活動は厳しいのが現実です。
日本からの遠征にも限りがあります。
ですから素晴らしい音楽を届けてくれるキム・ヒョンジュンとして、
ステージに立つリダを、韓国のたくさんの人に知ってもらいたいです。

引き続き日本からは熱い応援を。
日本では花道ばかり歩いて行けるように。
そして、胸を張って韓国へ送り出せるように。

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